遅刻魔だった自分が遅刻グセを直すまで【黒歴史】

過去に学生だった、現在は30代の主婦です。

私は中学生の頃から遅刻してばかりの人間でした。

今はだいぶ改善されましたが、学生時代〜出産ごろまでは本当にひどい遅刻魔でした。

今回は過去を振り返りながら遅刻を改善したきっかけについて書きます。

このページを読んでいるあなたも

「時間を守りたいのに遅刻してしまう」

「遅刻癖をどうにかしたい」

「家族や友人の遅刻癖がひどく困っている」

そんな悩みからこのページに辿り着いたのではないでしょうか。

実際に遅刻を改善した方法を知りたい!という方はこちらの記事をご覧ください。

遅刻癖に悩まされてきた女性の恥ずかしいエピソードを知りたい、という方はこのまま読み進めて下さい。

このまま遅刻癖を直さなかったらこんな人になっちゃうかも…と反面教師になることでしょう。

目次

そもそもの疑問が…

世の皆さんが普通に時間通り目的地にいることが、遅刻魔の自分としてはずっと疑問で仕方ありませんでした

そんなの、予定時刻に間に合うように支度して家を出るだけだよ!

と言われそうですが、遅刻魔はそれができないんですよね。

みんなどうやって時間を守れるようになったの?

誰かから教えられたの?勝手に身についたの?

時間に間に合いたいマインドは常にあって、遅刻しそうなときは必死の形相で向かう人間ですが、どうしても「時間に間に合う」ことができませんでした。

【幼少期】

小学生時代の曖昧な記憶の中で、唯一の時間にまつわる記憶は母と映画を観に行ったときのこと。

家を出るのが遅れて映画の開始時間に間に合わず、母親にむちゃくちゃ怒られました。

今思えば母親が「○時に出ようね」と教えてくれても良かった気がするのですがどうでしょう。

このころから大人になっても染みついてしまった「時間に間に合わない自分」というイメージが確立されたような気がします。

【中学生時代】

家から学校まで10分の道を2分に短縮しようと、毎朝それはすごい形相で猛ダッシュしていました。

ある日遠足でいつもと集合時間が違う日があり、珍しく余裕な朝だな〜とのんびり仕度をしていたら、

もう集合時間過ぎてみんな校庭に集まってるけど、どうしたの?」と学校から電話がありました。

あの時のヒヤヒヤ感と言ったら・・・

猛ダッシュで学校に向かいました。

全校生徒約200人が静かに体育座りで私一人を待っていました。

今思い出しても「う、うわぁぁぁぁぁぁ」と消えたくなる思い出です。

それでも中学時代なんとかなっていたのは、いつもつるんでいた友達が私より遅刻が酷かったこと。

友達がいると安心するし急いでるのも楽しくなってしまった

登校はいつもその子とダッシュしていました。

この友人は休日に待ち合わせをすると30分〜1時間遅刻は当たり前。

「あいつ時間にルーズ過ぎない?」とよく愚痴の話題にもなっていました。

自分よりもルーズな人を見て安心する自分、こうして性格もどす黒くなっていきます。

【高校生時代】

そんな風にのらりくらりと高校に進学し、遅刻癖は未だ治らず。

遅刻と言っても大幅に遅刻するわけではなく、ホームルームにギリギリ間に合うくらいの遅刻なんですよね。

高一の二学期には遅刻のしすぎで「お前、あと3回遅刻したら停学な」と担任から言われます。

やべー、入学して5ヶ月でそれはまずいよ。と思いますが、遅刻常習者はその後も普通に遅刻します。

当時、本気でやばい、ちゃんと学校間に合うように行きたいって思っても、間に合わせ方が分からなかった。

バスを数本早いのに乗れば良いだけで、そのためにはそのバスに間に合うように朝起きて、家を出て…と逆算すれば良いだけ。それが出来ない。

担任は流石に停学と言ったら間に合うように来るだろうという思惑で言ってきたんだと思います。が、

まさか早々に3回中の2回を使い果たすと思わなかっただろうな。。

そして当たり前に最後の一回も遅刻するのです。

当時の切羽詰まった精神状態は今でも覚えています。

バスの中で祈り続ける。「横断歩道停まるな!お願いだから早くして!!!」と。

自己肯定感を自ら下げにいく行い

でも願い虚しく遅刻しました。

その後どうなったかというと、半泣きで担任にすがりました。

バスが遅れたんです、間に合うはずのバスに乗ったのに!と懇願し続け事なきを得ました。

脅し程度で言っていた担任もドン引きしており、停学は免れました。

けれどその仕打ちは後から返ってきます。。

内申点が届かず、指定校推薦で行きたい学校に入れなかったこと。

これが大打撃でした…。

遅刻以外は真面目な女子高生だったので、遅刻していなかったら入れてたのかな、と悔やみました。

けれど遅刻常習者というのは過去を悔やんでもすぐに忘れるので、まぁ他の大学入れたしいっか、で終わり。

【大学生時代】

居酒屋でバイトをしていたこともあり、夜更かしの習慣が出来上がります。

友達に講義の出席カードを代行してもらうこともしばしば。

ある日、大学のゼミで陰キャを震え上がらせるこんな授業がありました。

【一人ずつみんなの前で自己紹介しているところをビデオで撮影して、その後みんなで鑑賞しよう!の会】

「みんなの前で発表」

「それをビデオで撮影」

「後からみんなで鑑賞」

という字面だけで消えたくなる授業。

分かってたら欠席したのに…!

その悪夢の日も遅刻しました。

ゼェゼェオタオタしながら教室に入ると「次、あなたの番よ」となんともナイスタイミングで私のターンに。

あとから巨大スクリーンに映し出された自分は思い出しただけでも消えてええええと思うような代物でした。

先生からも「モジモジしているし、落ち着きが無い、声も小さくて何を伝えたいのか分かりません」と公開処刑されました。

【就活生時代】

働きたくないし働きたい仕事も無いけれど、正社員という肩書きのために就活生に紛れ込んで就活ごっこをしているイメージでした。

普通に面接やディスカッションにも遅刻する。。

我ながら信じられない。アホすぎる。

遅刻はするし遅刻したっていう後ろめたさから自信もなくなり、当たり前に落ちていました。

でも遅刻癖は直りません。

【社会人】

なんとか内定をもらったのはサビ残ブラック販売職正社員。

朝9時出社で深夜0時まで会社に居て気が狂いそうな毎日でした。

そんな生活なので安定した睡眠時間が取れず、生活も自堕落なものに。

メイクも落とさず風呂にも入らず歯も磨かず、寝室に辿り着く前にリビングの床で寝ていました。

するとどうでしょう、身体の疲れが取れず、会社に行きたくないので家の中では現実逃避、どんどん家を出る時間が遅くなるのです。

家を出た瞬間に「会社に行く自分」になるのが相当嫌だったんですよね。

家を出る=会社に時間を取られている感覚でした。

それでギリギリ間に合う時間を過ぎて家を出るからまた猛ダッシュか猛チャリで出社。

上司から「パートの〇〇さんから、あなたが出勤するのが遅いって言われたの。社員なんだからもっと早めに来るのが常識でしょう。」とお説教されたこともあります。

本当にダメ人間だなぁと思ってましたが、本気で「時間に余裕を持つ」ということができなかった。

このとき精神的支えになっていたのが今の夫で、夫は遅刻にとても厳しい人でした。

遅刻した理由が仕事であれ、とても怒る。

怒鳴るとかではなく、無言になって怒りオーラをめちゃくちゃ出してくるんです。

それでも私の遅刻グセは直らず、その後結婚しました。

【結婚後】←転機

ここから遅刻常習者は大きく変わっていくことに。

結婚して子供が産まれ、遅刻がひどいときでも30分以内に収まってきました。

自分の仕度だけではなく、他人の仕度もしなければいけないと自覚したからでしょう。

本当に変わろうと思ったきっかけは子どもでした。

子供の記念日に写真館で撮影をしようという日、自分の支度に手間がかかって電車に乗り遅れました。

さらに降りる駅を間違えて大幅に遅刻。

結果的に写真は撮れましたが、遅刻の場合当日撮影できない場合も〜という注意事項もありパニックになった私を心配する子ども、夫を巻き込んでしまい自分を責めました。

産後から「子供には私のような遅刻魔になって欲しくない」という思いはありましたが、この出来事がきっかけとなり遅刻を本気でやめようと決意しました。

そのくらい大後悔したんです…。

この日を境に確実に遅刻が減っていきました。

過去の遅刻魔から伝えたいこと

ここまで読んで下さった方、分かりますか?

  • 中学生→約200人に「あ、遅刻した人だ」と見守られながら必死の形相で走り、醜態を晒す
  • 高校生→遅刻癖のせいで内申点が届かず行きたい大学の推薦を逃す
  • 大学生→大勢の人に見守られながらうにょうにょくねくねした自己紹介を晒す(他にも書ききれない後悔いっぱい)
  • 社会人→遅刻魔の私でも入れたブラック企業で社畜として屍のように働く。大人になっても遅刻で叱られる

今回書いた私の人生の節目節目での「穴があったら入りてええええぇぇ!」と思った出来事は、遅刻さえしていなければ起きなかった出来事なんですよ!

遅刻さえしていなけば、30代の大人になった今でも「中学生に戻ってちゃんと時間守りてぇぇぇぇぇ!」と後悔するようなこともなかったんですよ!

遅刻って、本来ならば感じないネガティブな気持ちを自ら作りに行ってるんだなぁと改めて感じました。

今でも思いますよ。遅刻癖がなかったらもう少しマトモな人間になってて、マトモな人生送れてたのかなぁって。。

あー、マジで健全な人生やり直したい。

これを読んでいる遅刻癖で困っている学生さん、まだ間に合うよ!

もしどうしても遅刻癖直せないなら、一緒に考えよ!いつでも問い合わせからメールしてね!

私が遅刻癖を改善した具体的は方法はこちらから↓

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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