朝の出勤ラッシュの中、私は慌ただしくオフィスに到着しました。
今日も多忙な一日が始まろうとしている中、ふとトイレに行こうと思い、廊下を歩いていきました。
半分寝ぼけた頭のまま、普段通りのルートを辿り、ドアを開けました。
「あれ?なんだか様子が違うな…」
そんなことを考える間もなく、私はトイレの中に入ってしまいました。
しばらくすると、違和感に気づきました。
鏡の前で手を洗っている女性の姿が目に入りました。
驚いた表情の彼女と目が合い、一瞬の沈黙が流れました。
「え?えええっ?」
自分が女子トイレに入ってしまったことを理解するのに数秒かかりました。
彼女は私の同僚で、プロジェクトで何度か一緒に仕事をしたことのある人でした。
私は焦りと恥ずかしさで顔が真っ赤になり、慌てて言い訳をしようとしましたが、言葉が出てきませんでした。
「ご、ごめんなさい!間違えました!」
私は何度も頭を下げながら、急いでトイレを出ました。
廊下に戻ると、心臓がドキドキと激しく鳴り響いていました。
しばらく廊下を歩きながら冷静さを取り戻し、何が起きたのかを整理しました。
その後、オフィスに戻りデスクに座ると、メールの着信音が鳴りました。
メールを確認すると、先ほど目が合った同僚からのメッセージでした。
「さっきのことは気にしないでくださいね。誰にでも間違いはありますから!」
そのメッセージを見て、少し安心しましたが、二度と同じ間違いをしないようにと心に誓いました。
この出来事は私にとって、今後の注意深さを教えてくれる貴重な教訓となりました。
いぬのさんの人柄で救われてる気がします
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