痛い歯も痛くなくなる（mihaylov 女性 58歳）

右下の奥歯が痛く数日我慢していましたが、食事する度に激しく痛みが走るので苦手な歯科医院へ行くことにしました。

予約が直ぐに出来るものなのか電話で問い合わせてみると丁度キャンセルがあったとの事。

自宅から徒歩で5分と掛からない事を告げると今から来てくださいと言われ、大慌てで服を着替えて早々に向かいました。

診察券を見せると前回の治療は5年前とのことで、痛みのある箇所を告げ診察室へ向かいました。

診察が始まる前にうがいをして下さいと言われ目の前のコップを手に取ろうと右手を伸ばすと、右の上着の下から何かが出てきた様子。

コップを置き上着を少しまくると、下着の右袖が腕を通していない状態で出てきている事に気が付きました。

慌てて下着の袖を上着の中へ戻し後ろを振り返ると、先生が笑顔で「こんにちわ」と挨拶をされたので思わず「こんにちわ」と勢いよく座位のまま頭を下げると、隠した下着の袖がまた顔をのぞかせました。

先生に気付かれないようにそっと中へ入れようとすると、「ひざ掛けをどうぞ」との先生の一言で「気付かれてる！」と思うと恥ずかしさで頭の中が真白になり、歯の痛みも吹っ飛んでしまいました。

治療中も歯の痛みよりどうやって席を立とうと帰り際の事だけが気になり、お陰で苦手な歯の治療もあっというまに終える事が出来たのは唯一幸いでした。