四歳で入園した私はなかなか幼稚園に馴染めませんでした。
そんなある日、先生が「好きな虫はなんですか?一人ずつ発表してください」と言いました。
私は一人ずつ発表と言われ、とても動揺しました。
発表するのも苦手な上に、虫の名前が思い浮かばなかったからです。
順番にクラスの子が発表していく中、「てんとう虫」と言った子がいました。
私はそれを聞いて、同じようにてんとう虫と言おう!と思ったのです。
ですが、そのあと発表した子が言った「アゲハチョウ」がとてもかっこよく思えたのです。
私はアゲハチョウと言いたい!蝶々って素敵!そう意気込みました。
そうして私の番が回ってきて、体育座りだった私は立ち上がり発表しました。
「私の好きな虫はハゲハチョウです」と。
アゲハチョウって言えなかった!
それに加えて周りの子は大爆笑です。
先生に励ましてもらいながら、泣くのを堪えて座りましたが、今でもこのエピソードは忘れられません。
発表する時に言葉の言い間違えがないように、今でも当時のことを思い返しながら取り組んでいます。
自分が親だったら愛おしすぎます
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